ウェアラブル端末の所有率は6.9%、電池持ちや連携アプリ数に不満

MM総研は、ウェアラブル端末に関する市場調査の結果を発表しました。調査はアンケート方式で、消費者調査と企業への調査がそれぞれ実施されました。調査ではウェアラブル端末を「身に付けることができるコンピューター」かつ「ネットワークに接続できる機器(スマートフォン連携なども含む)」としています。消費者向け調査では、ウェアラブル端末を「よく知っている」「知っている」「名前は聞いたことがある」と答えたユーザーが、前年比で8.7ポイント上昇し、57.6%となりました。製品別では「Apple Watch」が77.5%(前年比8.7ポイント増)、ソニーモバイルの「スマートウォッチ」は52.7%(同9.4ポイント増)などとなっています。一方で、なんらかのウェアラブル端末を所有していると答えたユーザーは6.9%と、微増にとどまっています。所有者に対してウェアラブル端末の満足度を尋ねたところ、全体の満足度(「満足」「やや満足」の合計)は56.6%で、項目別では「デザイン」の満足度が最も高く63.3%、「充電のしやすさ」や「着け心地」が54.6%と続きました。満足度が最も低かった項目は「連携アプリ数」。不満足度(「不満」と「やや不満」の合計)では「バッテリーの持ち」が最も高くなりました。

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